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努力が実を結ぶトレーニングのために、運動によるお腹の変化を知っておこう!

2021年05月20日
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何かに秀でようとするとき、他人よりも多くの努力を積むことは必要条件であるが、十分条件ではない。長時間努力したからといって、それが必ず実を結ぶとは限らない。

スポーツの場合、長時間トレーニングが成績につながらない理由の一つとして、トレーニングの方法が誤っている可能性が考えられる。また、トレーニングのし過ぎや、運動による身体の変化に対して適切なコンディショニングができていないことなどから、パフォーマンスを発揮できなくなってしまうことがある。

今回の話題は、運動により生じる身体の変化、特にお腹の変化に関連することについて、早稲田大学スポーツ科学学術院・宮下政司准教授に監修、解説いただいた。

このページの内容は、主に「アミノ酸スポーツ栄養科学ラボ」に掲載されている情報を基にまとめました。より詳しくは同サイトをご覧ください。

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高強度運動のダメージは、お腹の中にも及ぶ

負荷の強いトレーニングを行った時に、筋肉にダメージが生じることは理解しやすい。しかし、ダメージが及ぶのは筋肉だけではなく、お腹の中にも影響が生じる。なぜか?――2つの理由が明らかになっている。

1つは運動が体温を上げるように働くことが関係している。体温が上昇し始めると身体は発汗作用により体温を下げようとする。しかし運動を長時間続けていると発汗の効果だけでは足りずに、実際に体温が高くなる。腸管の透過性などを指標としてお腹のダメージを検討した研究から、運動負荷による体温上昇幅が大きいほど、腸管のダメージが高まることが示されている1)

2つ目の理由は血流不足だ。運動中は筋肉への血液供給が優先され、お腹の血液が不足する。自転車エルゴメーターを1時間こぐと、お腹への血流は安静時の2割まで低下するというデータもある2)

腸内細菌の毒素が腸管粘膜から侵入し、全身に炎症を起こす

このようなダメージによって、お腹(主として腸)の粘膜が荒れてしまう。腸の中には1,000種、100兆個もの腸内細菌が存在しており、毒素を産生する悪玉の腸内細菌もある。腸管の粘膜が正常であれば毒素は便と一緒に排泄されるが、粘膜が荒れていると粘膜下の血管に入り込んでしまう。そして、運動の全身の炎症を悪化させてしまう。その結果、疲れやすくなったり、トレーニングをしているのにパフォーマンスを発揮できないという事態に陥ってしまう。

このような状態への対処として、トレーニングの量や環境を調整することがまず考えられる。それに加えて、腸管粘膜の炎症を抑える方法も、適宜とり入れるべきだろう。そのヒントは「アミノ酸スポーツ栄養科学ラボ」に紹介されている。

アミノ酸スポーツ栄養科学ラボ

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「アミノ酸スポーツ栄養科学ラボ」(味の素)関連トピックス

引用文献

  • 1)Sports Med. 2017 Jul;47(7):1389-1403
  • 2)Aliment Pharmacol Ther. 2012 Mar;35(5):516-28
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