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中学女子以外は肥満の割合が過去最高 スポーツ庁「令和4年度体力・運動能力、運動習慣等調査」②

中学女子以外は肥満の割合が過去最高 スポーツ庁「令和4年度体力・運動能力、運動習慣等調査」②

スポーツ庁「令和4年度体力・運動能力、運動習慣等調査」の結果を3回に分けて紹介している。その第2回目は、児童・生徒の運動時間と生活習慣について。

生活習慣関連では、肥満の割合が中学校の女子を除き過去最高を記録したとのことだ。また、朝食欠食率の上昇、睡眠時間の短縮、スクリーンタイムの延長なども報告されている。

児童・生徒の運動時間

体育の授業を除いた1週間の総運動時間が420分以上の割合は、小学校男女・中学校男女のすべてにおいて令和3年度よりも増加したが、以前の水準には戻っていない。


(出典:スポーツ庁)

運動時間別の体力合計点

体育の授業を除いた1週間の総運動時間が420分以上の児童・生徒は、それ以外の児童・生徒と比べ体力合計点が高い。


(出典:スポーツ庁)

児童・生徒の生活習慣

児童・生徒の体格の状況

肥満である児童・生徒の割合の経年変化

小・中学校の男女ともに、肥満の割合が増加。とくに小学校男女、中学校男子は過去最高。


(出典:スポーツ庁)

体格別の体力合計点

肥満である児童・生徒は、その他の児童生徒と比較し、体力合計点が低い。


(出典:スポーツ庁)

朝食、睡眠、スクリーンタイムの状況

朝食

朝食は、「毎日食べる」児童・生徒が小学校男子を除いて減少した。



(出典:スポーツ庁)

睡眠時間

睡眠時間は、「8時間以上」と回答した児童生徒の割合が減少した。

(出典:スポーツ庁)

スクリーンタイム

平日1日当たりのテレビ、スマートフォン、ゲーム機等による映像の視聴時間(スクリーンタイム)は、「4時間以上」と回答した児童生徒の割合が増加した。

(出典:スポーツ庁)

関連情報

スポーツ庁/令和4年度体力・運動能力、運動習慣等調査結果

スポーツ庁「体力・運動能力調査」アーカイブ

平成30年度(2018年度)

1.元気な高齢者が増えている!?
2.10代女性の運動習慣に明らかな差
3.ストレス解消、学力向上、達成意欲...スポーツのさまざまな効果と可能性

令和元年度(2019年度)

1.小学生男子の体力が過去最低
2.小中学生体力低下の原因は?

令和元年度(2019年度)

1.調査概要と加齢に伴う運動能力の変化
2.年齢別に見る体力・運動能力の年次推移
3.体力・運動能力を前回の東京五輪開催時と比較
4.幼児期の外遊びと小学生の運動・体力

令和2年度(2020年度)

新型コロナの影響か?「令和2年度 体力・運動能力調査」は、わずかに低下傾向

令和3年度(2021年度)

1.小中学生の体力が低下しているのは新型コロナの影響か?
2.運動時間が減りスクリーンタイムの増加が顕著

令和3年度(2021年度)

①体力・運動能力の加齢に伴う変化
②青少年6~19歳の体力・運動能力
③成年20〜64歳と高齢者65~79歳の体力・運動能力
④10年間の調査結果の概観

令和4年度(2022年度)

①子どもの体力が3年連続低下
②中学女子以外は肥満の割合が過去最高
③体育が楽しい中学生の割合が過去最高

令和4年度(2022年度)

①体力・運動能力の加齢に伴う変化(全年齢)
②6~19歳の体力・運動能力
③20~79歳の体力・運動能力
④運動・スポーツ実施状況と体力、健康状態、生活充実度などとの関係性

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