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新型コロナウイルス・ワクチンの副反応とその対策 米CDCのワクチン情報③

2021年03月18日

米国疾病対策センター(Centers for Disease Control and Prevention;CDC)から発信されている、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンに関する情報を数回に分けて紹介しているが、その第3回はワクチン後の副反応と対策を取り上げる。

新型コロナウイルス・ワクチンの副反応とその対策 米CDCのワクチン情報

米国と日本では状況の相違もあり(現時点で使用可能なワクチンの種類など)、CDC発の情報をそのまま国内に適用できるとは限りませんが、参考情報として紹介します。国内の情報については厚生労働省のWebサイトをご参照ください。新型コロナワクチンについて(厚生労働省)

一般的な副反応

COVID-19ワクチン接種は、COVID-19の感染から自分を守るのに役立つ。ただ、接種後に、免疫が作られていく兆候として、いくつかの副反応が生じることがある。これらの副反応によって、日常の生活活動に支障が生じることもあるが、数日で消退する。副反応が現れない人もいる。

注射した腕に現れる副反応

痛み、発赤、腫れ

注射した腕以外の部位、または全身に現れる副反応

倦怠感、頭痛、筋肉痛、悪寒、発熱、吐き気

役立つヒント

ワクチン接種後に現れる可能性のある痛みや不快感を予防するための、イブプロフェン、アセトアミノフェン、アスピリンなどの解熱鎮痛薬、またはアレルギー反応を抑える抗ヒスタミン薬などの市販薬の服用は進められない。服用したいと思うのなら、事前に医師に相談する。

注射部位の不快感を減らすには

清潔で、冷えて湿ったタオルを、痛みや腫れている部分にあてる。腕を適度に動かす。

発熱による不快感を軽減するには

水分を十分にとる、汗をかいたら着替える。

発疹が現れた場合

ワクチン接種後に発疹、腫れ、かゆみまたは痛みを伴う発疹が現れることがある。これらの発疹は、最初は1週間以上にわたって広範囲に広がることがある。「COVIDアーム(COVIDの腕)」として知られる。

2回接種タイプのワクチンで、初回接種後に「COVIDアーム」が発生した場合でも、推奨される間隔で2回目の注射を受ける必要がある。その際、初回接種後に「COVIDアーム」になったことを、予防接種実施者に伝える。それにより予防接種実施者は、2回目の注射を反対側の腕に行うことを推奨する場合がある。

なお、発疹がかゆいみを伴う場合は抗ヒスタミン薬、痛みを伴う場合はアセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)などの鎮痛薬の服用が考慮される。

医療機関に相談すべきか否か

副反応の大半である痛みや発熱による不快感は、体を感染から守るための免疫を構築していることの兆候であり心配ないが、次に該当する場合は医療機関に連絡をとり相談する。

  • 注射部位の発赤や痛みが、注射後24時間経過した後に悪化した場合
  • 数日間たっても副反応が持続している場合

ごくまれな緊急処置が必要なケース

COVID-19ワクチンを接種後、ごくまれに発生することがある重篤なアレルギー反応である「アナフィラキシー」の危険性を見極めるために、接種してからしばらくは、その施設内で待機し、アナフィラキシーの心配がなくなってから退出する。

大気すべき時間は、これまでにワクチン接種により何らかの即時型アレルギー反応が現れたことがある人は、少なくとも30分間監視する必要がある。その他のすべての人は、少なくとも15分間監視する必要がある。

ワクチン接種場所を出た後に、アナフィラキシーの可能性があると思われる症状が発現した場合は、911(日本の119番)に連絡し、直ちに治療を受ける。

アナフィラキシーが生じた場合の2回目の接種について

2回接種するワクチン(mRNACOVID-19ワクチン。ファイザー/BioNTechまたはModernaのいずれか)の初回接種後にアナフィラキシーを生じた場合、CDCはそのワクチンの2回目の接種を受けないことを推奨する。

アナフィラキシーではないが、アレルギー反応が生じた場合

COVID-19ワクチンの接種後すぐにアレルギー反応があった場合は、たとえそれが緊急治療を必要とするアナフィラキシーほど深刻でない場合でも、そのワクチンの2回目の接種を受けるべきではない。

これに該当する即時型アレルギー反応とは、接種を受けてから4時間以内に発生し、じんましん、喘鳴(呼吸困難)などの症状が該当する。医師はケース次第でアレルギー・免疫学の専門医に紹介することがある。

予防接種実施者の対応

すべてのCOVID-19予防接種実施施設に、アドレナリン、抗ヒスタミン薬、血圧・脈拍測定器などを含む、適切な人員、薬剤、機器を用意する必要がある。

アナフィラキシーが発生した場合、ワクチン提供者は迅速にケアし、救急要請をする。回復後も少なくとも数時間は、医療施設内で監視を続ける必要がある。

米国疾病対策センター(CDC)の新型コロナウイルス・ワクチン情報

  1. ワクチン接種前に知っておきたいこと
  2. ワクチンの副反応は? 妊婦の安全性は? 持続時間は?
  3. ワクチンの副反応とその対策
  4. ワクチン接種後の注意点
  5. ワクチン接種を完了した人への勧告・推奨事項
  6. ワクチン接種を完了した人への勧告の科学的根拠

関連情報

Possible Side Effects After Getting a COVID-19 Vaccine(CDC)
What to Do if You Have an Allergic Reaction After Getting A COVID-19 Vaccine(CDC)
新型コロナワクチンについて(厚生労働省)

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