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大学スポーツ協会、新型コロナウイルス対策『大学スポーツ活動再開ガイドライン』を公開

一般社団法人 大学スポーツ協会は6月18日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策を踏まえ『大学スポーツ活動再開ガイドライン』を策定し公開した。現段階の政府の方針やスポーツ団体のガイドラインを踏襲した上で、大学スポーツ活動を再開するにあたっての道筋や基準を整理し、スポーツ活動再開における感染症拡大予防のための留意点を整理している。

大学スポーツ協会、新型コロナ対策『大学スポーツ活動再開ガイドライン』を公開

ガイドラインの内容は、「COVID-19について」、「社会的活動の自粛・制限の段階的緩和」、「大学スポーツ活動の再開について」、「運動部として実施すべきこと」、「大学(スポーツ統括部局)として実施すべきこと」の5項目で構成されている。これらのうちの3項目目以降の要旨を抜粋し紹介する。

大学スポーツ活動の再開について

大学スポーツ活動再開の前提

COVID-19の脅威から学生を守るために、所属大学の方針、大学所在地の自治体の方針、政府の方針等に従うことを前提に、大学スポーツ活動の安全安心な再開方策を模索していく必要がある。大学スポーツ活動の再開は大学が所在する自治体がスポーツ施設の使用を許可すること、大学がスポーツ施設の使用と運動部活動の再開を許可することが前提となる。再開の判断に迷う際には、大学が所在する都道府県の衛生部局等へ相談する。

再開計画立案時に考慮すべき種目特性

大学スポーツの種目は多様で、COVID-19罹患リスクは一様でない。活動場所が屋内か屋外か、個人種目かチーム種目か、身体的距離をとれるか、身体接触を伴うか、飛沫を防ぐ防具を使用可能か、使用する器具が共用かなどによってリスクが異なると考えられる。感染予防対策を十分にとったうえで、リスクの低い練習から開始する。

各競技団体のガイドラインに沿って、段階的な再開計画を策定する。感染予防だけでなく、ケガの予防の観点からも「段階的」であることが極めて重要。フェーズごとに許容される練習参加人数や練習内容等を設定することなどが考えられる。

再開に向けた注意

外出やスポーツ活動の長い自粛期間を経て、学生の心身のコンディションが低下している可能性があり、練習再開時にケガの増加が危惧される。したがって、練習は強度が低く時間が短いものから始め、徐々に心身を慣れさせる。またスポーツ種目に特異的な動きやスキル、対人の相対的プレーやチームでの連携プレー等の精度を安全に高めていくには、やはり段階的であることが肝要である。

練習再開の時期が夏になるため、熱中症に例年以上の注意が必要である。暑熱順化(期間は7~10日必要)ができるまでは、時間をかけて徐々に練習量や強度を増やし、各種熱中症対策を積極的に行う。

運動部として実施すべきこと

スポーツ活動の段階的再開に向けた運動部内での学習

運動部では、指導者等の責任者が中心となって、COVID-19予防に必要な知識等について、トレーニング再開までに学生に学習させる。その際、手段はインターネットを中心にし、実際に集合させることなく実施する。

日常的な健康観察

大学が指定した、あるいは運動部が独自に作成した健康観察表を用いて、毎日、健康観察(検温・体調チェック)を行い、行動記録等も残す。個々の学生の健康観察記録は、指導者等の責任者が取りまとめ、スポーツ活動への参加の可否判断等に用い、必要に応じて定期的に大学に提出することなどが考えられる。

健康観察表のフォーマットに関しては、KDDI株式会社のサポートにより「ONE TAP SPORTS」の簡易的な体調チェック機能が利用可能。大学スポーツ協会加盟大学の運動部所属学生の体調管理に関しては、2020年末まで無償支援されている(詳細は文末の関連情報を参照)。

感染予防対策

感染予防に関する正確な知識を習得し、予防意識を高めて、実際の適切な予防行動がとれるように徹底することが、スポーツ活動再開の前提となる。スポーツ活動を実施する際に、COVID-19を予防するための具体的方策については、必ずしも科学的知見が集積されている訳ではないが、学生および指導者等は、現段階で考えられる最善の予防策を講じて取り組むことが大切。

具体的な予防策(抜粋): 曜日・時間等を区切って少人数のグループ単位で行う/頻回に手指の洗浄/歩く、または走る練習においては、呼気の影響を避けるため、前後一直線に並ばない/必要以上に大きな声での会話や応援等は行わない/唾や痰を吐くことは極力控える/水分補給のボトルなどの回し飲みはしない/スポーツ活動中のマスク着用は本人の判断によるが、身体的な活動を行う時間以外はマスクを着用する。マスク着用により十分な呼吸ができないことによる身体への影響、熱中症などには留意する/更衣室、ロッカールーム、シャワールーム、食堂等の共用エリアを極力使用しない

感染者や感染疑い者が発生した場合の対応

新型コロナウイルス感染症を疑われPCR検査の対象となった場合、濃厚接触者と特定された場合、感染が明らかとなった場合は、学生本人または運動部内の別の学生が、指導者等の責任者、大学に直ちに連絡する。スポーツ活動へは参加せず、大学によって定められた対応方針に沿って、的確に対処する。指導者等は、必要に応じて運動部内で情報共有を図り、その後の感染リスクを低減させる措置を講じる。

大学(スポーツ統括部局)として実施すべきこと

大学(スポーツ統括部局)は、学生のスポーツ活動を統括する立場にあり、COVID-19の感染拡大を抑制しつつ、大学スポーツ活動を再開する際には、学生を構成員とした活動組織である運動部に対して適切に関与し、活動上の留意点等を具体的に明示し、相互の情報交換に努めるべき。また、学生の活動場所となるスポーツ施設の管理など、運動部活動全体を統括する立場から、COVID-19のまん延防止を図る。また、文部科学省から、COVID-19に関する留意事項等が整理された「大学等における新型コロナウイルス感染症への対応ガイドライン」が示されており、このガイドラインを参照し、取り組む必要がある。

関連情報

新型コロナウイルス感染症対策『UNIVAS大学スポーツ活動再開ガイドライン』
【UNIVAS】加盟大学運動部学生アスリートの体調管理を支援
文部科学省「大学等における新型コロナウイルス感染症への対応ガイドライン」(PDF)

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