スポーツドリンクを常用している人は約7割 スポーツ・機能性飲料の利用に関するアンケート
ネットリサーチ会社のマイボイスコムは、「スポーツ・機能性飲料の利用に関するアンケート調査」の結果を発表した。1万人以上から回答を得た結果で、スポーツ・機能性飲料飲用者の割合、利用目的などが分析されている。
回答者の7割強が飲用 週1回以上も約2割
スポーツ・機能性飲料を飲む頻度については、「ほとんど毎日」が3.6%、「週に3~4回程度」が4.5%、「週に1~2回程度」が11.2%、「月に数回程度」が12.9%、「月に1回程度」が10.0%、「それ以下」が29.2%、「全く飲まない」が28.5%だった。7割強がスポーツ・機能性飲料を飲用しており、週1回以上飲用者も2割弱を占める。性別では男性の方が、飲用頻度が高い。
どんな場面で飲んでいるか? 期待する効果は?
スポーツ・機能性飲料を飲む場面として、は「汗をかいた時」「のどが渇いた時」「脱水症状を防ぎたい時」「スポーツをしている時」「スポーツの後」などがそれぞれ2割強~3割強を占めた。
期待する効果は、「水分補給」が飲用者の約75%、「熱中症対策・予防」が6割弱、「運動時や前後に適切な栄養素やエネルギーの補給」「体調を整える」「運動後の疲労回復」などがそれぞれ2割前後を占めた。
また、購入時に重視する点は、「味」が飲用者の6割弱、「価格」が4割強、「機能・効果」「飲み慣れている」「成分」などがそれぞれ20%台だった。
上記のほか、直近1年以内に飲んだスポーツ・機能性飲料、直近1年以内に最もよく飲んだスポーツ・機能性飲料、今後のスポーツ・機能性飲料の飲用意向、スポーツ・機能性飲料の不満点などの情報や、上記質問の回答のより詳しい分析結果を閲覧できる(閲覧するには利用登録が必要)。
スポーツ・機能性飲料の利用に関するアンケート調査(マイボイスコム)
シリーズ「熱中症を防ぐ」
熱中症・水分補給に関する記事
- 日本の蒸し暑さは死亡リスク 世界739都市を対象に湿度・気温と死亡の関連を調査 東京大学
- 重要性を増すアスリートの暑熱対策 チームスタッフ、イベント主催者はアスリート優先の対策を
- 子どもの体水分状態は不足しがち 暑くない季節でも習慣的な水分補給が必要
- すぐに視聴できる見逃し配信がスタート! リポビタンSports Webセミナー「誰もが知っておきたいアイススラリーの基礎知識」
- 微量の汗を正確に連続測定可能、発汗量や速度を視覚化できるウェアラブルパッチを開発 筑波大学
- 【参加者募集】7/23開催リポビタンSports×SNDJセミナー「誰もが知っておきたいアイススラリーの基礎知識」アンバサダー募集も!
- 暑熱環境で長時間にわたる運動時の水分補給戦略 アイソトニック飲料は水よりも有効か?
- 子どもたちが自ら考えて熱中症を予防するためのアニメを制作・公開 早稲田大学・新潟大学
- 真夏の試合期の脱水による認知機能への影響は、夜間安静時には認められず U-18女子サッカー選手での検討
- 2040年には都市圏の熱中症救急搬送社数は今の約2倍になる? 医療体制の整備・熱中症予防の啓発が必要