令和7年の熱中症による職場での死傷(休業4日以上と死亡)が4割増で過去最多、死亡者は減少 厚労省調査
厚生労働省はこのほど、令和7年の「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)を公表した。令和7年における職場での熱中症による死傷者(死亡・休業4日以上)は、1,803人(前年比546人・約43%増)であり、統計開始以来最多となった。一方、熱中症による死亡者数は19人(前年比12人・約39%減)だった。

同省では、死傷者増加の理由として、「気象庁によると令和7年6~8月の平均気温偏差(基準値〈1991~2020年の30年平均値〉からの偏差)は+2.36°Cと、統計開始以来最高を記録しており、死傷者数の増加の一因となったと推測される」としている。一方で死亡者数が減少したことについては、「令和7年に事業者に対して、熱中症のおそれのある作業を行うときには報告体制の整備、手順の作成等の措置を講じることを義務付ける労働安全衛生規則を改正・施行したことにより、事業場における熱中症の重篤化防止対策が進み、死亡災害の防止が一定程度図られたためと考えられる」という。
なお、公表された資料には、令和7年に職場で熱中症のために死亡した19人について、職業のほか、発見から死亡に至るまでの状況が記されている。
図1 職場における熱中症による死傷者数の推移

図2 熱中症による業種別死傷者数の割合(2021~2025年計)

図3 熱中症による業種別死亡者数の割合(2021~2025年計)

図4 熱中症による月別死傷者数(2021~2025年計)

図5 熱中症による時間帯別死傷者数(2021~2025年計)

図6 熱中症による年齢別死傷者数の割合(2021~2025年計)

図7 熱中症による年齢別死亡者数の割合(2021~2025年計)

関連情報
令和7年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)を公表します(厚生労働省)
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