【参加者募集】大塚製薬×SNDJ無料Webセミナー「カラダの水分量を適切に保つ水分管理の最前線!」
一般社団法人日本スポーツ栄養協会は、昨年11月に続き、大塚製薬株式会社との共催による『元気づくりの栄養学講座』第2弾を2月21日(火)19時より開催いたします。テーマは「カラダの水分量を適切に保つ水分管理の最前線!~日常の水分補給の本質とは?~」として、水分補給の草分けである大塚製薬・佐賀栄養製品研究所の研究者から特に日常生活の脱水と水分補給に焦点をあて、その極意を学びます。前回同様に当日のLIVE配信のみ。お見逃しのないようご参加ください。
あなたの水分補給は適切ですか? 1日でいつ、何を、どれだけ飲んでますか?
大塚製薬「運動と栄養」の研究拠点「佐賀栄養製品研究所」は1984年に当時日本で初めての民間の臨床運動栄養研究所として設立。これまでにニュートラシューティカルズ関連事業製品の開発や、栄養製品が健康維持増進に貢献する根拠となる数々の研究を行ってきました。イオン飲料では、運動・スポーツ時や乾燥した室内、風呂上りなど、様々なシーンにおける水分・電解質補給についての研究を続け、科学的根拠をもとに国内外・地域の文化や習慣に合わせた情報発信を実施。
今回、同研究所で30年以上にわたり研究に携わってきた濱田広一郎所長を招き、なぜ水分補給が必要なのか、何を飲むべきか、ナトリウムなどのイオン(電解質)や糖が入っている飲料を効果的に摂る意義などについてご解説いただきます。また、溝上翼研究員には、人の体の水代謝回転量をどのように予測するか、運動や生活活動に応じた水分喪失量と水分補給量のめやす等、エビデンスや事例を交えながらお話いただきます。
「人の身体は成人では約60%、新生児で約80%が水分でできています。アスリートに限らず、どんな人でもその環境、活動内容に応じた水分補給が必要です。いつ、何を、どれだけの量、摂るべきか、正しい知識を皆さんに知ってもらいたい」と本セミナーでナビゲーター役を務める鈴木志保子SNDJ理事長。
汗をかかなくても、のどが渇いてなくても、水分は常に失われている
水分補給と言えば、熱中症予防や汗をたくさんかくアスリートをイメージする方も多いのではないでしょうか。しかし、じっとしていても、汗をかいてなくても、のどが渇いていなくても、私たちのカラダは常に水分とイオンを失っています。なんと、安静時や睡眠中、皮膚や吐く息からも水分は失われており、その量は健康な人で1日約900ml程度といわれます。
「スポーツの世界では、“運動中は水分補給が必要であること”は常識として浸透していますが、運動中以外の水分管理はアスリートでもできていないことが多いんです。寝ている時以外、日常的に2~3時間をめどにおしっこが溜まった状態になってトイレに行くという習慣を作ることが大切」と鈴木理事長。知っておくべき知識、誰もが活用できる情報満載でお届けします。多くの皆さまのご参加をお待ちしております!
開催概要
- セミナー名
- SNDJ元気づくりの栄養学講座
カラダの水分量を適切に保つ水分管理の最前線!~日常の水分補給の本質とは?~ - 日程
- LIVE配信(Zoom):2023年2月21日(火)19:00~20:30 ※見逃し配信はありません
- 対象者
- SNDJメンバー、および、SNDJクラブ会員
※当セミナーへの参加には、SNDJメンバー、または、SNDJクラブへの登録が必要です。まだ登録されていない方は、下記リンク先からご登録ください。
SNDJメンバー(公認スポーツ栄養士・管理栄養士・栄養士)の登録はこちら ▶
SNDJクラブ(どなたでも登録可能)の登録はこちら ▶ - 参加費
- 無料
- 参加申込
- 下記専用フォームよりお申し込みください。 ※開催が近づきましたら、セミナールームご案内メールをお送りします。
- プログラム
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- 講演「カラダの水分量を適切に保つ意義とは」
大塚製薬 株式会社 佐賀栄養製品研究所 所長 濱田 広一郎 氏 - 講演「生きることと水分の関係」
一般社団法人 日本スポーツ栄養協会 理事長 鈴木 志保子 氏 - 講演「水分補給の最新研究」
大塚製薬 株式会社 佐賀栄養製品研究所 研究員 溝上 翼 氏 - 〈休憩〉
- トークセッション「誰もが知っておくべき脱水と日常の水分管理をとことん語ろう!」
濱田 広一郎 氏 × 溝上 翼 氏 × 鈴木 志保子 氏
- 講演「カラダの水分量を適切に保つ意義とは」
- 登録締切
- 2023年2月21日(火)17:00まで
- 共催
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大塚製薬株式会社
一般社団法人日本スポーツ栄養協会 - お問い合わせ
- 一般社団法人日本スポーツ栄養協会 事務局
出演者のプロフィール
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濱田 広一郎 氏
大塚製薬株式会社 佐賀栄養製品研究所 所長 獣医師 獣医学博士。
1991年大塚製薬入社後、持久運動時のエネルギー補給を目的としたスポーツドリンク「エネルゲン」、タンパク質の摂取タイミングと確かな利用を考えた高タンパク質食品「ジョグメイトプロテイン」の研究開発に携わる。1998年から2年間タフツ大学老人栄養研究所に留学。帰国後、「ポカリスエット」の旅行者血栓症予防効果に関する研究や「カロリーメイト」の朝食としての有用性に関する研究、BCAA高含有飲料「アミノバリュー」やアスリートのコンディショニングを支える「ボディメンテ」、深部体温に着目した「ポカリスエットアイススラリー」の研究開発等に携わる。2007年10月より現職。 -
溝上 翼 氏
大塚製薬株式会社 佐賀栄養製品研究所 研究員。
早稲田大学大学院スポーツ科学研究科にて運動時の組織損傷のメカニズム解明に携わる。2014年 NSCA-CSCS取得。同4月 大塚製薬株式会社入社。佐賀栄養製品研究所に配属。運動パフォーマンスを向上させる食品の開発に携わり、現在に至る。 -
鈴木 志保子 氏
一般社団法人日本スポーツ栄養協会-SNDJ- 理事長。
東京都出身。公立大学法人神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科学科長。管理栄養士。公認スポーツ栄養士。実践女子大学卒業後、同大学院修了。東海大学大学院医学研究科を修了し、博士(医学)を取得。2000年より国立鹿屋体育大学体育学部助教授、2003年より神奈川県立保健福祉大学栄養学科准教授、2009年4月より教授を経て、2021年4月より現職。(公社)日本栄養士会副会長、NPO法人日本スポーツ栄養学会理事、日本パラリンピック委員会女性スポーツ委員会委員、東京2020組織委員会メニューアドバイザリー委員会副座長。専門分野はスポーツ栄養学。著書は、「理論と実践 スポーツ栄養学」(日本文芸社)など多数。
シリーズ「熱中症を防ぐ」
熱中症・水分補給に関する記事
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- 真夏の試合期の脱水による認知機能への影響は、夜間安静時には認められず U-18女子サッカー選手での検討
- 2040年には都市圏の熱中症救急搬送社数は今の約2倍になる? 医療体制の整備・熱中症予防の啓発が必要
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- 暑い夏、外で遊ぶ子どもは首を冷やすと良い? 子どもの身体活動時間が延びる可能性
- バランスの良い食事が熱中症リスクの低さと関連? 国内学生アスリートの横断研究で有意な結果
- 今年も暑くなる!? 熱中症は情報で予防しよう! 環境省が熱中症特別警戒アラートほか情報提供サービスをスタート
- 日本人に必要な1日の水分は体重1kgあたり45~56mL
- 発表!「スポーツ栄養Web」2023年に最も読まれたニュースランキング・トップ30
- SNDJ栄養教育支援ネットワーク『Well-trition(ウェルトリション)事業』スタートのご案内