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文科省「学校保健統計」を発表(2) 身長と体重

文科省「学校保健統計」を発表 満5歳から17歳児童の発育と健康状態を調査

身長

文部科学省「平成30年度 学校保健統計調査」の確定値報告によると、男子の身長の年齢別平均値は、5歳で110.3cm、11歳145.2cm、14歳165.3cm、17歳170.6cm。女子は5歳109.4cm、11歳146.8cm、14歳156.6cm、17歳157.8cm。

身長の平均値の推移【男子】
身長の平均値の推移 男子
※5歳については昭和27年度及び昭和28年度は調査していない

身長の平均値の推移【女子】
身長の平均値の推移 女子
※5歳については昭和27年度及び昭和28年度は調査していない

男女ともに1995年度ごろまで平均身長が伸びる傾向がみられたが、1994年度から2001年度あたりをピークにその後は横ばい傾向にある。

身長が最も伸びる年齢を2000年度生まれの者(2018年度において17歳)でみると、男子は12歳、女子は9歳の時点で最大の伸びが観察された。それぞれの1年間の変化は7.4cm、6.7cm。

これを親の世代(1970年度生まれで、1988年度に17歳だった者)と比較すると、男子は同じく12歳時点で最も身長が伸びていたが、女子は当時10歳時点での身長の伸びが大きく、30年間で1年早くなったことがわかる。

体重

男子の体重の年齢別平均値は、5歳で18.9kg、11歳38.4kg、14歳54.0kg、17歳62.4kg。女子は5歳18.5kg、11歳39.1kg、14歳49.9kg、17歳52.9kg。

体重の平均値の推移【男子】
体重の平均値の推移 男子
※5歳については昭和27年度及び昭和28年度は調査していない

体重の平均値の推移【女子】
体重の平均値の推移 女子
※5歳については昭和27年度及び昭和28年度は調査していない

男女ともに1997年度ごろまで平均体重が増加する傾向がみられたが、1999年度から2006年度あたりをピークにその後は減少もしくは横ばいの傾向にある。

体重が最も増加する年齢を2000年度生まれの者(2018年度において17歳)でみると、男子は11歳、女子は10歳の時点で最大の伸びが観察された。それぞれの1年間の変化は5.7kg、4.9kg。

これを親の世代(1970年度生まれで、1988年度に17歳だった者)と比較すると、男子は13歳時点で最も体重が増加していて、30年間で2年早くなったことかわかる。同様に女子は当時11歳時点での体重の増加が大きく、30年間で1年早くなっていた。

関連情報

学校保健統計調査ー平成30年度(確定値)の結果の概要(文部科学省)

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