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食塩摂取量は平均9.6gとなり過去12年間で最低 令和6年「国民健康・栄養調査」②【栄養、身体活動、睡眠、飲酒、喫煙の状況】

厚生労働省は先ごろ、令和6年「国民健康・栄養調査」の結果を発表した。令和6年の本調査では4年に1度の拡大調査が行われ(平成24年、平成28年に続いて3回目)、毎年実施している基本項目の全国代表値に加えて、一部の生活習慣等について都道府県の状況が報告されている。2回に分けて紹介する。

後半の第2回は、栄養・食生活に関する状況、身体活動・運動及び睡眠に関する状況、飲酒・喫煙に関する状況などについての調査結果を報告する。

令和6年「国民健康・栄養調査」②食塩摂取量は平均9.6gとなり過去12年間で最低【栄養、身体活動、睡眠、飲酒、喫煙の状況】

令和6年「国民健康・栄養調査」【全2回】

  1. 糖尿病が強く疑われる者は約1,100万人で継続して増加【体格、生活習慣、糖尿病、身体の状況】
  2. 食塩摂取量は平均9.6gとなり過去12年間で最低【栄養、身体活動、睡眠、飲酒、喫煙の状況】

栄養・食生活に関する状況

栄養バランスのとれた食事に関する状況

主食・主菜・副菜を組み合わせた食事が1日2回以上の日がほぼ毎日の者の割合は、52.8%である。男女別にみると、男性52.3%、女性53.2%であり、年齢階級別にみると、男女ともに20歳代で最も低い(図1)。

図1 主食・主菜・副菜を組み合わせた食事の頻度

主食・主菜・副菜を組み合わせた食事の頻度

(出典:厚生労働省)

食塩摂取量の状況

食塩摂取量の平均値は9.6gであり、男女別にみると、男性10.5g、女性8.9gである(図2)。

平均で9.6gという値は、過去12年間でみると最も低い。ただし、健康日本21(第三次)における目標値(7g)よりは依然高い状況にある。

図2 食塩摂取量の平均値

食塩摂取量の平均値

(出典:厚生労働省)

野菜摂取量の状況

野菜摂取量の平均値は258.7gであり、男女別にみると、男性268.6g、女性250.3gである。年齢階級別にみると、年齢階級が高い層で摂取量が多い(図3)。

図3 野菜摂取量の平均値

野菜摂取量の平均値

(出典:厚生労働省)

果物摂取量の状況

果物摂取量の平均値は78.1gであり、男女別にみると、男性70.4g、女性84.7gである。年齢階級別にみると、男女ともに70歳以上の摂取量が最も多い(図4)。

図4 果物摂取量の平均値

果物摂取量の平均値

(出典:厚生労働省)

身体活動・運動及び睡眠に関する状況

運動習慣者の状況

運動習慣のある者の割合は34.6%(年齢調整値31.3%)であり、男女別にみると、男性で38.5%、女性で31.5%である。年齢階級別にみると、男女ともにその割合は30~40歳代で低くなっている(図5)。

図5 運動習慣のある者の割合

運動習慣のある者の割合

(出典:厚生労働省)

歩数の状況

歩数の平均値は7,071歩(年齢調整値7,231歩)であり、男性で7,763歩、女性で6,495歩である。20~64歳の歩数の平均値は、男性8,564歩、女性7,287歩であり、65歳以上では男性6,667歩、女性5,429歩である(図6)。

図6 歩数の平均値

歩数の平均値

(出典:厚生労働省)

睡眠の状況

ここ1カ月間、睡眠で休養がとれている者の割合は79.6%(年齢調整値78.5%)であり、男女別にみると、男性で80.4%、女性で78.9%である。20~59歳では73.0%、60歳以上は86.1%である(図7)。

図7 睡眠の状況

睡眠の状況

(出典:厚生労働省)

1日の平均睡眠時間が6時間以上9時間未満(60歳以上については6時間以上8時間未満)の者の割合は56.0%(年齢調整値は56.9%)であり、男女別にみると、男性56.1%、女性55.9%である(図8)。

図8 1日の平均睡眠時間

1日の平均睡眠時間

(出典:厚生労働省)

飲酒・喫煙に関する状況

飲酒の状況

生活習慣病(NCDs)のリスクを高める量を飲酒している者の割合は11.4%であり、男女別にみると、男性3.9%、女性9.3%である。年齢階級別にみると、その割合は男性では60歳代、女性では50歳代が最も高く、それぞれ21.6%、18.4%である(図9)。

図9 生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の割合

生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の割合

(出典:厚生労働省)

喫煙の状況

現在習慣的に喫煙している者の割合は14.8%であり、男女別にみると、男性24.5%、女性6.5%である。年齢階級別にみると、男性では40~50歳代でその割合が高く、3割を超えている(図10)。

図10 現在習慣的に喫煙している者の割合

現在習慣的に喫煙している者の割合

(出典:厚生労働省)

現在習慣的に喫煙している者が使用しているたばこ製品の種類は、「紙巻たばこ」の割合が男性65.4%、女性60.0%であり、「加熱式たばこ」の割合が男性41.4%、女性44.2%である(図11)。

図11 現在習慣的に喫煙している者が使用しているたばこ製品の種類

現在習慣的に喫煙している者が使用しているたばこ製品の種類

(出典:厚生労働省)

たばこ製品の組合せについて、「紙巻たばこのみ」「加熱式たばこのみ」「紙巻たばこ及び加熱式たばこ」の割合は、男性では、それぞれ56.9%、33.0%、8.4%であり、女性では、それぞれ55.2%、39.3%、4.8%である。

禁煙意思の有無の状況

現在習慣的に喫煙している者のうち、たばこをやめたいと思う者の割合は18.6%であり、男女別にみると、男性17.2%、女性23.1%である(図12)。

図12 現在習慣的に喫煙している者におけるたばこをやめたいと思う者の割合

現在習慣的に喫煙している者におけるたばこをやめたいと思う者の割合

(出典:厚生労働省)

受動喫煙の状況

望まない受動喫煙(家庭・職場・飲食店)の機会を有する者の割合は26.7%であり、男女別にみると、男性29.2%、女性24.9%である(図13)。

図13 望まない受動喫煙(家庭・職場・飲食店)の機会を有する者の割合

望まない受動喫煙(家庭・職場・飲食店)の機会を有する者の割合

(出典:厚生労働省)

自分以外の人が吸っていたたばこの煙を吸う機会(受動喫煙)を有する者(現在喫煙者を除く)の割合について場所別にみると、「路上」が28.6%と最も高く、次いで「職場」が16.9%、「飲食店」が16.7%となっている。

その他

歯・口腔の健康に関する状況

何でもかんで食べることができると回答した者の割合は85.9%であり、男女別にみると、男性で86.0%、女性で85.8%である。50歳以上ではその割合は80.6%(年齢調整値81.3%)である(図14)。

図14 「何でもかんで食べることができる」者の割合

「何でもかんで食べることができる」者の割合

(出典:厚生労働省)

社会活動の状況

就労・就学を含む社会活動を行っている者の割合は、83.1%であり、男女別にみると、男性86.2%、女性80.4%である。65歳以上では、その割合は69.6%である(図15)。

図15 いずれかの社会活動(就労・就学を含む)を行っている者の割合

いずれかの社会活動(就労・就学を含む)を行っている者の割合

(出典:厚生労働省)

地域の社会活動への参加について内容別にみると、町内会や地域行事などの活動に参加している者の割合が最も高く、その割合は31.1%である。

関連情報

厚生労働省 令和6年「国民健康・栄養調査」の結果

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