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アミノ酸は東京2020で日本人アスリートをいかに支えたか? セミナーレポートを「あじこらぼ」で公開

世界情勢が激動するなか、既に北京での冬季オリンピック/パラリンピックも旧聞に属する話題となったように感じるかもしれない。ただ、北京よりも1年前の東京オリンピック/パラリンピック(東京2020)は日本開催だったことから、まだ多くの方が鮮明に記憶されているのではないだろうか。

その東京2020での日本人アスリートの活躍を影で支えたと考えられる栄養素の一つ「アミノ酸」にスポットを当てた、味の素(株)主催のオンラインセミナーが開催された。過去4度の五輪に出場し4個のメダルを獲得した元競泳日本代表の松田丈志氏や、当協会の鈴木志保子理事長などが、ほかでは聞けない世界のトップアスリートの「アミノ酸戦略」を語った。そのセミナーのエッセンスが「あじこらぼ」に掲載された。無料でアクセス可能。ここでは内容を少しだけ紹介する。

アミノ酸は東京2020日本人アスリートをいかに支えたか? セミナーレポートを「あじこらぼ」で公開

第1部 五輪4回出場の松田丈志氏が語る「アミノ酸の働きがアスリートを支えてきた」

松田 丈志 氏(元競泳日本代表)

松田 丈志 氏(元競泳日本代表)

松田丈志氏について改めて説明するまでもないが、同氏はアテネ、北京、ロンドン、リオと4大会に出場し、計4つのメダルを獲得した元競泳日本代表選手だ。リオ参加時は32歳と当時の五輪競泳選手では最高齢ながら、銅メダリストになっている。五輪参加だけでも4大会、12年に及ぶ同氏のパフォーマンスを支えた栄養素は、アミノ酸だったという。リオの前に行った高地トレーニングの際には、タンパク質2.5g/kg/日の食事管理をしたが、それでもいくつかの必須アミノ酸が足りていないというデータが示され、20g/日のアミノ酸サプリを摂取し充足させたそうだ。

そんな同氏の選手生活を支えた、アミノ酸と並ぶもう一つの存在が、味の素(株)が開設している五輪を目指すアスリートの利用に特化した、ナショナルトレーニングセンターだったという。同氏は、「味の素ナショナルトレーニングセンターを日々、活用していた」と現役時代を振り返る。なお、同トレーニングセンターは、現在では国内2カ所に増え、新設された施設はパラアスリートの利用環境も充実している。

松田氏は現役引退後の今、トライアスロンに挑戦しているとのこと。現役時代はパフォーマンス重視のアミノ酸戦略だったが、現在はコンディショニング重視のアミノ酸戦略をとっているようだ。

第1部 全文はこちら

第2部 スポーツ栄養におけるアミノ酸

鈴木 志保子 氏(一般社団法人日本スポーツ栄養協会 理事長)

鈴木 志保子 氏(一般社団法人日本スポーツ栄養協会 理事長)

松田氏に続き、当協会の鈴木志保子理事長が「スポーツ栄養の社会的価値」というテーマで講演。スポーツ栄養とは何かという教科書的な話はそこそこに、東京2020の日本人アスリートを栄養からどのようにサポートしたのかが語られる。同氏は選手のサポートだけでなく、選手村内のダイニングメニューの検討にもかかわり、結果として世界中のオリンピアン/パラリンピアンのパフォーマンスを影で支えていたようだ。

さらに同氏は、スポーツ栄養におけるタンパク質とアミノ酸の差異について解説。トレーニング負荷の高いアスリートほど、タンパク質に加えてアミノ酸を摂取する必要性が高くなるという。その理由の一つ目は、トレーニング後の筋タンパク合成には、タンパク質食品をとっていたのでは消化吸収に時間を要してしまうこと、理由の二つ目は、・・・続きは「あじこらぼ」をご覧いただきたい。

なお、アミノ酸に関して従来は体内で合成できない必須アミノ酸の摂取が重視されていたが、近年、非必須アミノ酸の機能性に注目が集まっているとのことだ。関節や腱などへの非必須アミノ酸の作用が解明されつつあるようで、味の素(株)スポーツニュートリション事業部の加藤弘之氏が解説を加えている。

第2部 全文はこちら

第3部 パネルディスカッション「アスリートにとってアミノ酸とは」

モデレーター:宮嶋 泰子 氏
(スポーツ文化ジャーナリスト/一般社団法人カルティベータ 代表理事)

宮嶋 泰子 氏(スポーツ文化ジャーナリスト/一般社団法人カルティベータ 代表理事)

第3部は、スポーツ文化ジャーナリストで(一社)カルティベータ代表理事の宮嶋泰子氏の司会によるパネルディスカッション。第2部までの講演では語られなかった、東京2020での裏話がポンポンと飛び出す。例えば、短時間で手軽に食べられる「パワーボール®」は、五輪の会場のそこかしこで日本人アスリートが口にしていたという。とくに、予選の結果次第で試合時間が大きくずれ込む競技では、栄養学的にベストのコンデションで試合に臨めるように、パワーボール®がたいへん活躍したとのことだ。

パネルディスカッションの最後には、現在は選手をサポートする立場にある松田氏が、「若い時に今の自分の知識があったとしたら、体づくりに関してもっとできることがあった。アスリート全員に常時サポートスタッフがつけるわけではないので、選手自身もスポーツ栄養学の知識を身に着けたほうが良い」とアドバイスを送っている。

東京2020から間もなく1年。「あじこらぼ」を片手に、スポーツ栄養とアミノ酸という視点から、あの興奮をもう一度味わい直すのも良いかもしれない。

第3部 全文はこちら

運動選手のアミノ酸の重要性

加藤弘之氏(味の素株式会社)

当メディアセミナーでは、味の素株式会社スポーツニュートリション部の加藤弘之氏が、「運動選手のアミノ酸摂取の重要性」と題して講演。東京2020に向けて5年の歳月をかけ開発していた、6種類の可欠アミノ酸ミックスによって、関節や腱のコンディショニング効果が認められるとする、日米2学会での研究報告の解説を行った。

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