「スポーツ文化ツーリズムアワード2019」公募スタート、スポーツと文化・芸術の融合で日本を元気に!
スポーツ庁、文化庁、観光庁は、スポーツ文化ツーリズムの推進を目的とする「スポーツ文化ツーリズムアワード2019」の公募要項を発表した。
「スポーツ文化ツーリズム」は、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会等の世界的なイベントの開催を控えているわが国において、各地域のスポーツイベントと文化芸術資源を結び付けることを目的に2016年度よりスタート。これにより新たに生まれる地域ブランドや日本ブランドを確立・発信し、訪日外国人旅行者の増加や国内観光の活性化を図る。
応募できるのは、地方公共団体、観光振興団体、経済団体、スポーツ団体、文化芸術団体、旅行会社などの民間企業、特定非営利活動法人など。応募用件は、「スポーツ」と「文化資源」のいずれか、または両方に関連した「観光」に資する取り組みで、過去に1回以上開催されていること。
アワードに選定されると、各庁や関係団体のWEBサイトで紹介されるほか、令和2年1月ごろに開催予定の「第4回スポーツ文化ツーリズムシンポジウム」で表彰されるなど、今後の有望な取り組み事例として紹介される。公募期間は令和元年8月22日~10月10日まで。
アワード選定に際しては、実施体制、安全管理やバリアフリー対応、集客力、企画の魅力度・ブランディング、地域貢献・経済効果、将来性が考慮される。過去には、農業用水路をカヤックで下るイベントや雪かきをスポーツにしたイベント、パラグライダーに車椅子利用者が挑戦する企画などが選定されている。
関連情報
「スポーツ文化ツーリズムアワード2019」公募要領(スポーツ庁)
「スポーツ文化ツーリズムアワード2018」受賞団体の決定について