新型コロナウイルス感染症
新型コロナウイルス自粛生活における環境変化についてのアンケート調査結果
管理栄養士・栄養士からのコメント3「外出自粛中の栄養指導」
2020年05月23日
Q. 練習中止や自粛生活を余儀なくされているアスリートやスポーツ愛好家、テレワークへのシフトが進む会社員などの対象者へ、どのようなアドバイスを行っていますか? (一部抜粋)
回答イメージ:出現頻度が高い単語を分析し頻度に応じた大きさで表示
- 家の中、一人でも出来るトレーニングは沢山ある。こんな時期だからこそ、生活習慣を見直し、食生活も正し、免疫力を高めていこうとアドバイスしています。
- 生徒に対して「早寝・早起き・朝ごはん」の呼びかけ。給食レシピの配布。自宅での運動方法について情報提供
- 直接アスリートは見てないのですが、我が子(全国大会出場レベル)の対応として、
1.生活面:規則正しい生活、体重管理(すなわち食事量の管理)
2.縄跳びや柔軟など実行
3.トップアスリートの動画を見る、など - 時間ができる分、普段はなかなか気にかけられない食事内容の確認や、調理の練習などを行うように指導をしている。普段、不足しやすい食品(豆類・魚類・野菜)をどのようにしたら練習がある時の食事に組み込めるかを考えてもらう。
- 今こそ食事内容の棚卸し。買いだめしたインスタント食品では強い免疫細胞を作れない!
- 手洗いでモードを変える。学校給食の現場で通常に行われている手洗い励行を、免疫力を高める食事、ストレス時に要求が高まる栄養素の積極的な摂取。集団での練習ができないため、ポイント練習ができず、個人でJOG程度になっているいる。スピード強化の練習を個人で工夫して行うように指導している。
- 自炊生活を普段より頑張ってみる。普段より栄養バランスを考えて食事をする事を心がける。ストレスがたまらないように、朝飯は無しにしないで、規則的に起き、朝ごはんを朝の時間に食べること。
- コンディションを崩さないようにバランス良く食べること。3食食べること。量は運動量に合わせてだが、バランス良くいろいろ食べることを伝えている。
- 特定保健指導の対象者で、今まで運動できていた方の運動量が確実に減り、ストレスを感じている方がみられる。運動量が減る分、食べ過ぎやアルコール、甘い飲料が増えないように食事に重点を置いた指導をしている。
- いつもより消費エネルギーが少ないため、こまめに体重を測るようにと伝えてます。また、トレーニングのしすぎは免疫を低下することもあるため、ほどほどにと伝えてます。
- 免疫力アップの生活習慣。手洗い、うがい、三密を避けるなど感染症対策、食事、自宅での活動量、睡眠、ストレス解消法など。偏った食事ではなく、規則正しく、適量を食べること。積極的な水分補給のすすめ(活動量が減ることで自然と量が減る方が多いため)。活動量を落とさないための工夫について。手洗い・アルコール消毒の方法について、など。
- スマートフォンのアプリを使用した食事指導を行っている状況。学生へは媒体をメールで送るなどの栄養アドバイス。1時間に1回は体操などで身体を動かす、単独で走る、体操するなど集団での運動を行うこと、水分の摂取を意識すること(意外ととらない人が多い)。
- 電話やメールでの応対やe-learningを使用し運動不足・過剰エネルギー摂取についての情報を提供。自宅で簡単に調理できる献立の提供や免疫力アップにつながる栄養の取り方などをアドバイスしています
- 規則正しく3食食べること、バランスの良い食事を心がけることのお勧めと室内でできるストレッチを紹介しています。
- バランスのよい食事、睡眠、運動で、体の中から感染症予防を行うよう啓発している。
- 摂取量と活動量のバランスをとること。維持管理のしかた。
- 自宅でできるストレッチや運動の効果を伝えています。
- 普段取れない睡眠を確保すること。生活リズムを守るため、朝食は必ず食べること。日常での消費量が減るため、体重管理を行う事などです。免疫力向上についても質問をよく受けます。テレワークをしているお客様には、食事や簡単な運動などを紹介していますが、ストレッチへの反応が良いと思います。