【あじこらぼ】“うま味”を活用し、高齢者の「味わう力」を取り戻す 高齢者の栄養指導に役立つ資料と動画を公開
高齢者に起こりやすい味覚障害。加齢により、味蕾の減少や唾液の分泌量の低下が原因で、味が感じづらくなることがあります。このため、食事が楽しめず栄養不足に陥る可能性、そして、味付けを濃くすることにより生活習慣病のリスクが高まります。
食と栄養の情報サイト「あじこらぼ」(味の素株式会社)が、2018年に発行した『Ajico News Vol.2』(詳細はこちら)では、高齢者の味覚障害の実情やメカニズムを紹介し、“うま味”を活用して「味わう力」を改善する研究を紹介しました。この研究結果は、“うま味”が持つ潜在的な力を示しており、今後の高齢者の健康管理において、味覚に関するアプローチがさらに注目されることが期待されています。
「あじこらぼ」では、皆様からの反響の多かったこの味覚障害の研究の内容を、PowerPointの教材としてリニューアルし、説明音声付きの動画とともに公開しました。高齢者の食事や栄養指導に関わる皆様にご活用いただきたい教材です。自由にダウンロードしてご使用ください。
栄養士さん・管理栄養士さん向け情報サイト「あじこらぼ」
味の素グループ「Ajicollab. -あじこらぼ-」は、栄養士さんや管理栄養士さんの学びをサポートし、双方向の情報コミュニケーションの場を提供します。