【あじこらぼ】「減塩」を持続可能な食環境とは? セミナーレポート「健康的で持続可能な食環境の整備について考える」を公開
食と栄養の情報サイト「あじこらぼ」(味の素株式会社)では、かねてから減塩をテーマにさまざまな情報やツールをお届けしてきました。そして、今年1月末から2月にかけて滋賀県大津市で開催された第34回日本疫学会学術総会では、減塩をテーマにしたセミナーを主催し、好評を博しました。
「あじこらぼ」では、このセミナーの模様をWebページとPDFで公開しました。古くから日本人の健康問題の重要なテーマであり続けている「減塩」ですが、さまざまな対策がとられているにもかかわらず、塩分摂取量は下げ止まりしています。日本人の減塩をさらに推し進めるには、これまでにない新たな視座が必要とされているのかもしれません。
今回のセミナーでは、「塩」に関する膨大な疫学研究の知見を社会に反映させるため、どのような施策が考えられるのか、誰が何をすべきなのかを、お二人の先生に語っていただきました。ポイントは、減塩を持続可能な食環境の創生にあるようです。
健康的で持続可能な食環境の整備について考える(第34回 日本疫学会学術総会ランチョンセミナー)
1.健康的な食事(減塩)の社会実装に向けて:疫学研究の役割
津金 昌一郎 先生(国際医療福祉大学大学院医学研究科 教授)
2.減塩と疾病負荷:持続的食環境のためのコミットメントとステークホルダーの役割
野村 周平 先生(慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室 特任准教授)
栄養士さん・管理栄養士さん向け情報サイト「あじこらぼ」
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