CERTIFIED DRUG FREE(BSCG)の商品リストを公開! スポーツ栄養Webのアンチ・ドーピング情報
当サイトの「アンチ・ドーピング情報コーナー」では、サプリメントの活用と選び方、選手がドーピングから身を守るための防衛術、アンチ・ドーピングの基礎知識、最新の認証商品リストなど、現場で役立つ最新情報をお届けしています。このたび、Chapter3に新しく「CERTIFIED DRUG FREE(BSCG)」の商品リストが加わりました。
一般社団法人日本スポーツ栄養協会では、アスリートや競技関係者がアンチ・ドーピング情報を収集する際の助けになればとの思いで、当サイトに「アンチ・ドーピング情報コーナー」を設けました。 アスリートがサプリメントを活用するときの注意点を、まずは知ってもらいたかったからです。とはいえ、注意喚起のみでは現実的ではないので、目安となる商品を示すことも必要と考え、安全性が高いと思われるものを協会独自の判断で選び、ガイドラインに示されている情報公開項目をすべて網羅していないものの、基本情報と情報源へのアクセス方法を紹介することにしました。商品情報は認証機関から提供を受け、約2カ月毎にアップデートを行い、当協会・賛助会員の商品にはロゴとリンクを掲出しています。
リストに掲載された商品であっても、その情報の精度や商品の安全性を保障するものではないことをご理解いただいたうえで、商品選びの参考にしていただけますと幸いです。
BSCGとは
BSCG(Banned Substances Control Group)は、著名なオリンピック薬物検査のパイオニアであるドン・カトリン博士とその子息オリバー・カトリン氏により2004年に創設された禁止薬物検査機関です。WADA禁止リストにある274種類の禁止薬物の検査を行い、世界中のプロ選手や学生選手、そしてオリンピック競技のアスリートに安全を保証するもの。BSCGは処方箋、市販薬、そしてスポーツ分野で禁止されていない不法薬物も含めた211種を検査対象とした認定機関であり、潜在的に有害な薬物の汚染から身を守るユニークな保護プログラムを提供しています。
アンチ・ドーピング情報 CONTENTS
- Chapter0 はじめよう!アンチ・ドーピング習慣
- Chapter1 サプリメントの活用
- Chapter2 アンチ・ドーピング活動の基礎知識
- Chapter3 サプリメント選びと注意点
- INFORMED CHOICE(LGC)の商品リスト
- CERTIFIED DRUG FREE(BSCG)の商品リスト
はじめよう!アンチ・ドーピング習慣
1. 各認証プログラムのリストから商品名をCheck!
自分が摂ろうとしているサプリメントが、信頼のおける認証機関でアンチ・ドーピング認証プログラムの認証を受けているかをチェック。
↓さらに、万全を期すために
2. ロット番号検索でさらにCheck!
認証機関のホームページで、サプリメントのパッケージに表示されているロット番号・batch IDなどと照合することで、分析済みかを確認できます。
↓さらに、万全を期すために
3. 検体用サンプルを自分で保管!
飲んでいるサプリメントの生産日付、ロット番号、製品の一部(30g程度)を試合後まで冷蔵庫保管しておく。ドーピング陽性が出た際、製品分析が可能なので原因究明の手がかりとなります。
当サイトで扱う認証プログラム(今後も増える予定)
- INFORMED CHOICE(インフォームド・チョイス)
イギリスに本社を置くLGC社(Laboratory of Government Chemist.:以下LGC)が2007年から運営する世界最大のアンチ・ドーピング認証プログラム。国内企業では30社約100製品が取得している。ISO17025認証を取得。
- CERTIFIED DRUG FREE(BSCG)
BSCG(Banned Substances Control Group)は、著名なオリンピック薬物検査のパイオニアであるドン・カトリン博士とその子息オリバー・カトリン氏により2004年に創設された禁止薬物検査機関。ISO17025認証を取得。