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気温が高いほどハーフマラソン中の救急医療のニーズが上昇
ハーフマラソン中の救急医療ニーズ発生と気温との関連が報告された。
世界各地で実施された7年間のハーフマラソンの参加者315,919人の記録を解析した結果、140人の救急車の要請があり、104人のランナーが虚脱のため救急搬送されていた。最高気温と生理的等価温度はともに救急車の要請、虚脱、非完走者と有意な関連がみれられた。
気温15〜29℃の間での変化では、1℃の上昇が救急車の要請2.5件(1,000人あたり0.008件)、虚脱2.5(同0.008件)、非完走者107人(同0.34人)の増加をもたらし、最高生理的等価温度18〜35℃の間での変化では、1℃の上昇が救急車の要請1.8件(同0.006件)、および非完走者66人(同0.21人)の増加をもたらすという。
原題のタイトルは「Medical Emergencies During a Half Marathon Race - The Influence of Weather」。 〔Int J Sports Med. 2019 Mar 11.〕
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