【あじこらぼ】食生活や意識の変化に管理栄養士・栄養士はどのように対応する? 主婦2,000人対象の調査結果を公開
食生活に関与する女性の意識と食品利用・調理行動などの実態を把握し、商品開発と事業展開に役立てるために行っている味の素グループの「主婦の食生活意識調査-Ajinomoto Monitoring Consumer Survey-」(AMC調査)。2名以上世帯の主婦(20~79歳)約2,000人を対象に800問もの質問で構成されるこの調査は、1978年より調査開始、1982年以降3年ごとに実施しており今回で16回目を数えます。
昨年の「2022年度全国栄養士大会・オンライン」では、一般社団法人日本スポーツ栄養協会-SNDJ-の理事長であり、神奈川県立保健福祉大学教授の鈴木志保子先生が、最新のAMC調査の結果を解説しました。ご視聴された管理栄養士・栄養士の方も多いと思います。鈴木先生はこの調査結果を受けて、「管理栄養士・栄養士は、この膨大なデータから垣間見える食卓のリアルを知り、時代に合った、そして対象者に合った栄養指導が必要」と述べています。
管理栄養士・栄養士向けの情報サイトである「あじこらぼ」(味の素株式会社)では、このセミナーの内容を全3回の連載形式でご紹介。管理栄養士・栄養士をはじめ食に関わる全ての人が必見の内容です。主婦目線で語られる食の現状を知り、栄養指導にお役立てください。
【あじこらぼ】連載「食生活や意識の変化に管理栄養士・栄養士はどのように対応する?」
- 第1回「有職率の増加」「食事・料理づくりについて」 【Point!】
- 第2回「料理を手作りすることについて」「インスタント・惣菜の使用」 【Point!】
- 第3回「食べることへの意識」「食卓のマネジメントに関する意識」「まとめ」 【Point!】
・料理にかける時間を減らすようにしている主婦が増加
・進む調理の時短
・食事の支度が面倒な主婦が増加中
・献立を考える面倒感の増加
・手作りへの思いは減少
・市販のインスタント食品に対する評価が上昇
・安心・安全面の信頼度も高まる
・食べることへの興味の減少、面倒感
・朝食の欠食が増加
・家族の食事、健康等を管理する意識が減少傾向
・嫌いなものを無理に食べさせるのではなく、楽しく食べることが優先
栄養士さん・管理栄養士さん向け情報サイト「あじこらぼ」
味の素グループ「Ajicollab. -あじこらぼ-」は、栄養士さんや管理栄養士さんの学びをサポートし、双方向の情報コミュニケーションの場を提供します。