【健康社長特別対談】健康経営をこれからの当たり前にするために 日本青年会議所会頭 × SNDJ理事長
健康経営を志す全国の経営者がつながるコミュニティサイト『健康社長』に、日本青年会議所 第71代会頭・中島土氏と日本スポーツ栄養協会理事長・鈴木志保子氏による特別対談が掲載されました。
『健康社長』は、大塚製薬株式会社が2020年より開始した取り組みで、中小企業経営者の健康経営実践に役立つ各種情報やサービスの提供、全国の自治体・関連団体等と連携し健康づくり支援を行うというもの。対談では、これからの「健康経営」における考え方や、忙しくても健康に働くためのアドバイスなどについて語っています。本編はぜひ、同サイトでご確認ください。
長期的な視点で中小企業も健康経営を行う時代へ
中島 私は日本青年会議所の第71代会頭として、日本全体に若者視点でムーブメントを起こしていくことをミッションと捉えています。中でも健康経営は注力テーマのひとつです。全国の中小企業が健康経営を当たり前にできるような、そんな時代の潮目をつくっていきたいと考えています。
鈴木 少し大袈裟かもしれませんが、「栄養で国民を支えること」が自分の使命だと思っています。スポーツ栄養学というとアスリートのためのものと思われがちですが、そんなことはありません。誰しも健康だからこそあらゆる活動ができるわけで、そのために栄養は最も大切な要素です。その大前提を日本全体に広めていきたいと思っています。
働く方々に、健康をより強く意識してもらうためにはどうしたらよいのでしょうか?
鈴木 働き盛りの時期はどうしても健康より仕事やプライベートを優先してしまいがちですよね。でも健康を後回しにし続けると、やがて自分のやりたいことができなくなってしまいます。ですから、しっかりと自分の体をマネジメントしてほしいと思います。
中島 それこそ健康診断なんかはいい機会ですよね。
鈴木 もちろんです。ただ健康診断で悪い結果が出たからではなく、健康なうちから管理栄養士を活用してほしいです。毎日の食事は健康の基本ですから。それから、経営者の方には働く人の一生につながる健康教育を導入していただきたいと強く思います。
例えば、メタボ検診(特定健康検査)は、40歳からが対象者ですが、40歳になって突然ポッコリお腹が出ることなんてないですよね。20代、30代で、きちんと健康を意識して過ごすことで、その先の40代、50代におけるメタボリックシンドロームのリスクを下げることができるのです。
関連情報
大塚製薬 中小企業の健康課題解決を支援する【健康経営つながるサポート】の本格運用開始
大塚製薬株式会社
公益社団法人日本青年会議所
NPO法人健康経営研究会