室伏広治スポーツ庁長官が考案・実演する身体診断セルフチェック動画シリーズがスタート
室伏広治スポーツ庁長官が考案し実演する、自分の身体の状態をセルフチェックできる動画が、同庁のサイト内でシリーズとしてスタートした。老若男女を問わず、自分のペースで簡単に自分の身体の状態を知ることができるセルフチェック動画。
これらは室伏長官が独自に考案したメソッドで、11編の部位ごとに、長官が自ら模範実演している。健康的な日常生活のために自分の身体を把握し、意識的に身体を動かすきっかけ作りを目的として制作したという。また、模範動作ができなかった場合や身体の状態を改善するための動画もあわせて公開されている。
11編の第1回は、「肩甲骨の可動性」。肩甲骨の可動性(上肢挙上)が低下していると、テニスやバレーボール、水泳など、とくに腕を挙上するようなスポーツで肩に問題が発生するだけでなく、腰や足への負担が増える可能性があるという。動画では、鏡を見ながら肩甲骨の可動性を確認する方法を解説している。
例えば、セルフチェック編では、左右いずれかの手で反対側の耳たぶをつまみ(親指が前を向くようにしてつまむ)、そのまま腕を回して頭の上を通過してみるという動作。これができない場合、肩甲骨の可動性が十分でない可能性がある。
最後は、室伏長官が「ふだんの生活で身体を動かし、より健康的な生活を送りましょう」と閉める。2分22秒と短時間の動画で、いつでもチェックできる。また字幕付きなのでミュート設定でも理解できる点は便利。
一方、動作改善エクササイズ編は、1分弱のコンパクトな動画。壁際に立ち、両手の甲を壁につけて動かさずに屈伸を数回繰り返すという動作を紹介している。
これらはいずれも室伏長官が実際に演じている動画。同庁では、「場所を選ばず、道具も必要としない、気軽に自分の身体機能の状態を知るための身体診断ツールとして、ぜひ活用してほしい」としている。
関連情報
室伏長官が考案・実演する身体診断「セルフチェック」動画(スポーツ庁)