ニュース・トピックス
日本陸上競技連盟が「医事委員会・スポーツ栄養部」を新たにスタート
日本陸上競技連盟(陸連)の医事委員会は、新たにスポーツ栄養部を発足させたことを発表した。同委員会は、2008年度に普及育成委員会(当時)と合同で「食育プロジェクトチーム」を発足し、ジュニア選手の食事状況調査や栄養講習会開催などの活動を行い、2016年度からは「日本陸連・栄養セミナー」を年1回開催し、スポーツ栄養に関する情報発信にも力を入れてきた。このプロジェクトの開始から10年が経過したのを機に、「医事委員会・スポーツ栄養部」として新たにスタートする。今後、陸連のサイト上での栄養情報の提供を積極的に行い、幅広い年齢層に対する啓発活動を実施していくという。
Q&Aリーフレットをサイトで公開
陸連のサイト内の医事委員会・スポーツ栄養部のページに9月27日、Q&AリーフレットのPDFが公開された。以下の9項目について、イラスト入りで重要なポイントを簡潔に解説している。アスリートへの指導の際に直接手渡すという活用法のほかにも、指導者が知識や指導法をブラッシュアップするといった際にも役立てられる。
スポーツ栄養部Q&Aリーフレットのテーマ
- ジュニア選手の食事のポイント
- 朝食の食べ方
- 補食の取り方
- 貧血予防の食事について
- カルシウム摂取について
- 正しい水分補給について
- 練習時の食事のポイント
- 試合時の食事のポイント
- サプリメントの使用について
関連情報
不適切な鉄剤注射の防止でガイドラインを策定、新規約も適用 日本陸上競技連盟
この記事のURLとタイトルをコピーする