横浜FCを訪問! 元気いなりプロジェクト第3回「選手に聞くパフォーマンスアップのための食生活」
いなり寿司をアスリートの食堂に提供する「元気いなりプロジェクト」活動の第3回目は、選手個々の食生活をフォーカス。横浜FCのクラブハウス食堂を訪ね、守備の要であるGK南雄太選手(39)とMF田代真一選手(31)に、パフォーマンスを上げるための食生活についてうかがいました。インタビュアは日頃から選手たちの栄養サポートを行っている株式会社LEOCの公認スポーツ栄養士・国原千佳さんです。
左から南 雄太選手と田代真一選手。今季好調のチームを支える両選手に食生活についてうかがいました。
南選手インタビュー(ダイジェスト)
食事はアスリートに必要な三大要素のひとつ
南 雄太選手と公認スポーツ栄養士・国原千佳さん
ーーアスリートとして食事をどう捉えていますか?
南 最も必要な要素だと思います。アスリートに必要な三大要素「トレーニング」「食事」「休息」のひとつ。とても大事というのは理解しています。
ーーパフォーマンスを上げるために行っていることはありますか?
南 生活全般を整えていますね。生活から、食事から、ケアから、すべてがパフォーマンスにつながると思っています。間食しないわけではないですけど、食べる時間は考えて食べています。
サプリメントはプロテインを少し使っているぐらいかな。
ーープロテインは摂りすぎると肝臓や腎臓に負担をかけることになりますので注意してくださいね。
南 プロテインは毎日というわけではなく、筋トレしたあとに適量摂るようにしています。国原さんがうるさいから(笑)
ーー通常の全体練習が終わって食事まで結構時間があるじゃないですか。練習が終わってからいったん食堂に来て、バナナと牛乳とか補食を摂ってから筋トレに行くといいかもしれません。適度にエネルギー補給ができますから。
南 わかりました!
さっぱり美味しい「塩いなり」
今回、選手の皆さんにお出ししたのは「塩いなり」。醤油を使わず、塩の風味を生かしたさっぱりとした味わいのいなり寿司です。お揚げは砂糖・塩・みりんであっさり仕上げ、隠し味にはちみつ、塩と相性のよい塩麹を使用し、麹の甘みと強い旨味で全体の味を整えました。酸味を利かせた酢飯には刻んだ大葉とみょうが、白ごまを混ぜ込み、食欲アップを狙います。株式会社LEOCの公認スポーツ栄養士・石川真由美さんは「大葉とみょうがの香りをいかすため、一番最後に酢飯に混ぜ込むのがポイント」と語ります。
現在、J2リーグ13試合無敗で2位をキープする横浜FC。皆でJ1昇格を応援しましょう!!
次回は、FW斉藤光毅 選手、MF佐藤謙介 選手が登場します。お楽しみに!
元気いなりプロジェクトについて
一般社団法人日本スポーツ栄養協会の「スポーツ栄養で元気づくり推進委員会」がお届けする元気づくり活動の第一弾としてスタートしたプロジェクト。糖質・たんぱく質・脂質がとれる「いなり寿司」を、手軽にエネルギーチャージできる 補食としてアスリートにお勧めしていきたいということで、味つけいなりを製造販売するみすずコーポレーションと受諾給食会社であるLEOCが連携し、アスリートが集う食堂や全国の社員食堂、学生寮のメニューに積極的に加えていこうという活動です。
- 第1回【キックオフ座談会】 『いなり寿司をアスリートに勧める理由とは?』
- 第2回【横浜FC】 運動後の補食としてのいなり寿司
- 第3回【横浜FC】 選手に聞く「パフォーマンスアップのための食生活1」
- 第4回【横浜FC】 選手に聞く「パフォーマンスアップのための食生活2」
- 第5回【日体大ウエイトリフティング部】大学生アスリートの身体づくりと食生活
- 第6回【横浜FCサッカースクール】ジュニアアスリートの発育・発達と食事
主 催
一般社団法人日本スポーツ栄養協会
株式会社LEOC
株式会社みすずコーポレーション
協 力
横浜FC
株式会社横浜フリエスポーツクラブ
スポーツ栄養で元気づくり推進委員会
一般社団法人日本スポーツ栄養協会(理事長・鈴木志保子)は、スポーツ栄養を通じて日本人の元気づくりを支援する「スポーツ栄養で元気づくり推進委員会」を発足し、国民のパフォーマンスアップを健康長寿や社会の活性化につなげていく全国活動を2019年度より実施しております。スポーツ栄養の普及により、元気な人を増やしたいという思いに賛同いただいた企業・団体様と連携し、元気づくりに貢献できる商品・サービスを活用しながら、様々な啓発活動を行います。