目標はスポーツ実施率65% スポーツ庁の「Sport in Life プロジェクト」がスタート
スポーツ庁は、スポーツ人口を拡大し一人でも多くの人がスポーツに親しむ社会の実現のため、「Sport in Life プロジェクト」をスタートした。地方公共団体、スポーツ団体、経済団体、企業等にこのプロジェクトへの参加を呼びかけている。
「Sport in Life プロジェクト」は、第2期スポーツ基本計画に掲げられている「週1回以上のスポーツ実施率65%」の達成(新たに1,000万人以上のスポーツ人口の拡大)に向けて、「一人ひとりの生活の中に自然とスポーツが取り込まれる姿(Sport in Life)」を目指し、関係機関等が一体となり、国民のスポーツ参画を促進することが目的。特に来年に迫った東京オリンピック・パラリンピックをはじめ、ラグビーワールドカップ2019、生涯スポーツの祭典ワールドマスターズゲームズ2021関西など、世界的なスポーツのビッグイベントが日本で開催されるこの機会に、観るだけでなく自らもスポーツを楽しむための意識改革につなげたいとしている。
プロジェクトの趣旨に賛同し、スポーツを推進するための取組を宣言(ロゴマークの使用申請)した関係機関等に対し、スポーツ庁よりロゴマークを付与する。ロゴマークの使用申請、同プロジェクトの詳細については、同プロジェクトのホームページに掲載されている。
Sport in Life プロジェクト公式サイト
報道発表資料(スポーツ庁)
第2期スポーツ基本計画とは
第2期スポーツ基本計画とは、スポーツ基本法の理念を具体化し、スポーツに関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための指針。スポーツの主役は国民であり、国民に直接スポーツ機会を提供するスポーツ団体等であるとし、国民、スポーツ団体、民間事業者、地方公共団体、国等が一体となって施策を推進していく。
2020年の先を含む5年間(2017年4月~2022年3月)のスポーツ政策として、スポーツを「する」「見る」「ささえる」といった多様な形での「スポーツ参画人口」を拡大し、 人々がスポーツの力で人生を楽しく健康で生き生きとしたものとし、活力ある社会と絆の強い世界を創るという「一億総スポーツ社会」の実現を目指している。