eスポーツにも栄養サポート「PUBG JAPAN SERIES」にユーグレナが協賛
「eスポーツはスポーツなのか?」。そのような問いかけは、平成時代の話なのかもしれない。eスポーツに、早くもスポーツ栄養学が活用され始めている。
テレビゲームというと、ジュースやアルコールを飲み、菓子やつまみを口にしながら遊ぶ姿を想像するかもしれないが、eスポーツはそれとはまったく異質である。eスポーツ先進国でプロ選手も存在する欧米では、選手を「ゲーマー」ではなくアスリートとして位置づけるようになりつつある。
実際にeスポーツの競技中、選手の心拍数はマラソン選手並みに高まると報告されていて、心血管系への一時的な負荷という点においては正にスポーツと呼ぶにふさわしい。観客席から見る選手の身体の動きの少なさとは裏腹に、実際にはモニターに映し出されるアクション同様の激しい変化が身体に起きているだろう。限界を競う成績の向上に、スポーツ栄養が必要とされるのも当然と言えるかもしれない。
国内においてもeスポーツへ栄養面から介入する動きが起き始めている。合同会社DMM GAMESは、同社主催のeスポーツリーグである「PUBG JAPAN SERIES season 3」に、ユーグレナのスポーツ用ゼリー飲料「SPURT(スパート)」が協賛すると発表した。
「SPURT」は、アスリートが競技の最後まで力を発揮できるように、公認スポーツ栄養士やトップアスリートと栄養素配合に関する調整を重ねて開発したという。運動時に素早くエネルギーとなる糖質のほか、蛋白質、ビタミン、ミネラルなどをバランスよく配合し、かつ微細藻類「ユーグレナ(和名:ミドリムシ)」や、集中力を高めるとされる「GABA(ギャバ)」を加えている。さらに、国際的なアンチドーピングプログラムである英国のLGC(Laboratory of Government Chemist)社が運営するスポーツサプリメントの認証プログラム「インフォームド・チョイス」の認証も取得済み。
一方、「UBG JAPAN SERIES」はDMM GAMESによるeスポーツの日本公式リーグで、選手に該当するプレイヤーともにコミュニティーを盛り上げ、最終的にはeスポーツ大会を実施し、「選手が自立できる」ことを目標の一つとしている。2018年2月にスタートし、これまでの参加チームの中には海外大会へ招待されたチームもある。2019年は計3シーズンの開催が予定されている。
関連情報
ユーグレナ / SPURT(スパート)
DMM GAMES / PUBG JAPAN SERIES