スポーツ庁「スポーツの実施状況等に関する世論調査」「障害児・者のスポーツライフに関する調査研究」
スポーツ庁は、令和7年度の「スポーツの実施状況等に関する世論調査」および「障害児・者のスポーツライフに関する調査研究」の結果を公表した。前者からは、1週間あたりの運動・スポーツ実施時間は69分であり、性・年齢層で大きな差があって、とくに性別肝の差は過去最大となったことが報告された。また後者では、障害者の週1日以上のスポーツ実施率は20歳以上で35.0%、7~19歳で38.3%であると報告されている。

令和7年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」
スポーツ実施率の推移と性・年齢層別のスポーツ実施率
- 20歳以上の週1日以上のスポーツ実施率は、51.7%となり、令和4年以降ほぼ横ばいで、平成29年と比較しても同程度。
- 男女別では、男性が55.0%、女性が48.8%で、男性より女性の実施率が低い状態が続いており、かつ男女の差が拡大し、男女差は過去最大。また、男女差は、学生期~40代にかけて大きい。
- 年代別では、20~50代の子育て・働き盛り世代で引き続き低い傾向。
図1 20歳以上のスポーツ実施率の推移

※第3期スポーツ基本計画(R5年度~8年度)においては、「成人のスポーツ実施率」は「20歳以上のスポーツ実施率」を用いて評価することとしている。
※運動・スポーツ種目については、スポーツの捉え方に関するその時々の状況を踏まえて検討をしている。
図2 性年代別スポーツ実施率(週1日以上)

運動・スポーツの実施時間
- 20歳以上の1週間あたりの運動・スポーツ実施時間の中央値は、69.0分(男性90.0分、女性59.8分)。
- 性・年齢層別にみると、男女ともに20~50代の子育て・働き盛り世代と、60代以上の世代で大きな差があり、とくに20~50代女性の運動・スポーツ実施時間が1週間あたり30~40分程度と顕著に短く、同世代の男性と比べても半分程度にとどまっている。
図3 運動・スポーツの実施時間(男性:左図、女性:右図)

令和7年度「障害児・者のスポーツライフに関する調査研究」
障害者の運動・スポーツの実施率について
過去1年間に運動・スポーツを行った日数についての調査結果より、実施頻度が週1日以上の実施者の割合について、20歳以上と7~19歳に分けて集計した。その結果、20歳以上では35.0%、7~19歳では38.3%であった。令和6年度と比較すると、週1日以上の実施率は、20歳以上は増加、7~19歳は横ばいとなった。
図4 障がい児・者の運動・スポーツの実施率の推移

運動・スポーツに対する関心
20歳以上の回答者について、過去1年間の運動・スポーツへの取り組みについて実施頻度別にみると、週1日以上の実施者では「満足している」が41.2%と最も多く、次いで「もっと行いたい」が23.1%であった。
週1日未満の実施者で最も多かったのは「関心はない」が43.4%、次いで「行いたいと思うができない」が28.2%であった。1年間に1日も運動・スポーツを行っていない者では「関心はない」が73.6%と最も多く、次いで「行いたいと思うができない」が24.7%であった。
図5 現在の運動・スポーツ等の取り組み(n=2,603)

運動・スポーツの実施の障壁
本調査において「障害のあるあなたご自身の運動・スポーツの取り組みについて障壁となっているものは何ですか」という質問も行っている。この20歳以上の回答状況を、スポーツ実施の頻度や運動・スポーツへの関心により二つの層について確認したところ、以下のとおりであった。
図5 過去1年間での運動・スポーツの実施頻度が「週1日未満」の実施者のうち「運動・スポーツを行いたいと思うができない」者の障壁(n=176)

図6 過去1年間に1日も運動・スポーツを実施しなかった「非実施者」のうち「特に運動・スポーツに関心はない」者の障壁(n=637)

関連情報
令和7年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」 の結果を公表します(スポーツ庁)
令和7年度「障害児・者のスポーツライフに関する調査研究」の調査結果について(スポーツ庁)







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