チコちゃんとスポーツ庁がコラボ 運動不足の女性向けオリジナルダンスを公開!
男性と比べてスポーツ実施率の低い女性のスポーツ参画を図るため、「女性スポーツ促進キャンペーン」を実施しているスポーツ庁は、運動やスポーツに消極的な女性でも体を動かしたくなるというオリジナルダンス「Like a Parade」を制作し、11月28日から同庁のサイト内で配信を開始した。
社会現象にまでなった「バブリーダンス」をはじめ話題作を送り出し、幅広い世代に支持されている振付師のakane氏が振付けを担当。動画には、女性スポーツアンバサダーのチコちゃん、鈴木大地スポーツ庁長官も登場し、複数の高校の高校生たちも協力。
オリジナルダンス動画のほかに、メイキング動画やレッスン用の動画も公開されている。
スポーツをしない10代の女性の多くは「面倒くさい」という理由が大半を占めている(スポーツを通じた女性の活躍促進のための現状把握調査。平成30年3月スポーツ庁発表)。そのような女性は、スポーツとは本格的な競技などを指すもの、という限定的なイメージを持つことがわかり、競技スポーツだけでなく、歩く・ダンスなど楽しく体を動かすこともスポーツに含まれるという、イメージの拡大が必要と考えられた。
スポーツをしていない、あまりしていない女性の「運動・スポーツを実施できなかった理由」
このため同庁では近年、若い女性の間でキャッチーな動きやダンスを取り入れた楽曲や、ドラマ・映画主題歌などを真似て踊りSNS等で発信し、話題となって拡散される現象に着目。スポーツ実施に消極的な女性でも「楽しさ」をきっかけに自然と体が動き出す、今回のオリジナルダンスを制作した。
若年女性の運動経験不足はその後のライフステージにおけるスポーツ習慣に影響を及ぼすだけでなく、骨粗鬆症や糖尿病といった健康問題を生じさせることが示唆されている。同庁では「このオリジナルダンス『Like a Parade』を通じて、気軽にスポーツを楽しむことができ、継続して体を動かすことがきっかけとなることを目指す」としている。
NHK「チコちゃんに叱られる!」MC(マスターオブセレモニー)。年齢は永遠の5歳。東京都港区白金に住んでいるというがあくまでも自称。好きな食べ物は「あらびきウインナーの粒マスタード添え」。好きなタイプは横浜ベイスターズの筒香選手。友だちはカラスのキョエちゃん。〔スポーツ庁サイトより〕
アカネキカク主宰。大阪府立登美丘高校ダンス部コーチとして、数々の大会で優勝に導く。荻野目洋子の代表曲「ダンシング・ヒーロー」で振付した「バブリーダンス」を2017年9月に配信し、7,000万回の再生を越え、年末には第59回日本レコード大賞特別賞受賞、第68回紅白歌合戦への出演も果たした。2018年ハリウッド映画「グレイテスト・ショーマン」のPR大使として振付けを担う、日本を代表する振付師。〔スポーツ庁サイトより〕
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女性スポーツ促進キャンペーンオリジナルダンス「Like a Parade」(スポーツ庁)
スポーツを通じた女性の活躍促進(スポーツ庁)